太陽光発電と排出権取引
太陽光発電や太陽熱エネルギーを利用してもらうためには、それらが持っている環境価値を国民に理解してもらうことが必要ですし、事業採算性を向上させることが鍵です。
環境価値というのは目で確認することが出来るものではありませんし、温暖化問題が背景にあることから、長期に及ぶものであるはずなのです。
太陽光発電の環境価値の相場を形成するための手段として、排出権市場を整備することが強調されており、国家レベルでは産業界の思惑や効果への疑問もあって、迷走しているようにも思うのですが、このような状況下で東京都は国に先駆ける形で、太陽光発電を普及させようと排出権取引市場の整備に取り組んでいるのです。
また、東京都は太陽光発電設置に伴って発生する環境価値の10年分を、設置するときにまとめて買い取る方針でして、10年間は確実に太陽光発電で発電した余剰電力を買い取ってもらえる保証があるというのは、消費者からしたら安心です。
最初の10年はリスクを負うことになりますが、これによって太陽光発電の導入が進み、関連している事業者は投資の計画を立てやすくなります。
温暖化ガス削減率や太陽事業所の範囲を定める権利を握っており、変数を調整することによって適切だと思うレベルに誘導できる優位な立場にあります。